まずは、フロントに放置してあったホテルの俯瞰図をご覧ください。
宿泊施設以外にも、様々なレジャー施設が
点在していることがわかります。
一言でいうと、デケー、です。

きました、ジャングル風呂です。

密林というより、雑木林レベルなジャングルでした。

ジャングルの大帝さえ置いておけばジャングルと名乗って良し、
などと安直な考えがあったとしたら、それはそれで素敵ですね。

スイミングプール。
壁面のモザイクタイルが、銭湯みたいでいいなあと思いました。

ジャングル風呂とスイミングプールのあるゾーンに、
休憩所らしき場所がありました。
多角形な造りがユニークだと思いました。

巨大な敷地には、コテージタイプの建物も点在しています。

内部はご覧のとおりです。
この空中便器に深く感銘を受けた私は、
『八画文化会館vol03 廃墟の秘密』という芸術書の
巻頭らへんのページで、緊急レポートを発表しました。
ヒーマーな人は、読んでやってください。

匿名希望の書道家が、将来生まれ変わりたいと願い、筆をしたためた。

大食堂、トロピカル、バイキング、という派手な単語を、
大食堂でもトロピカルでもバイキングでもありませんが...
とでも言いたげな、妙にかしこまった平身低頭フォントで、
先に断りを伝えてきます。

少なくとも、トロピカルではありませんでした。

お気に入りの一枚です。

バーなんかもありました。
ちなみに、冒頭で紹介した俯瞰図ですが、
実は、帰り際に見つけたため、
探索中は敷地の全体図が頭に入っておらず、
色々と見落としの多かったことを正直にお伝えして、
レポートを終了したいと思います。バイバイ。
(おしまい)

●八丈島の南国廃ホテル
東京都八丈島／2012年10月／サカイ






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