こんにちは、石川です。
マッツンとイルカッチョと一緒に
広島の本●温泉郷に行ったときのことです。
温泉旅館の廃墟がありました。
なんとここにはジャングル風呂が残っているようです。
期待で胸が高鳴ります。
非常にシンプルな外観にしてあります。
どこが入口かわからないように
するためです。
2階からフロント部分を見下ろしました。
埃をかぶってはいるけど、
なんとなく人の気配を感じる残留物です。
宴会場でしょうか。
特にかっこいい様子ではないです。
外見の素っ気なさといい、
何の変哲もない田舎の温泉旅館か...と、
残念に思っていると、
突然現れたカッコイイアメリカンな空間。
潜水艦のような連続した丸窓や、
家具の具合が実にモダンです。
アメリカのリゾート地の雰囲気が、
この一角にだけ漂っています。
周りを見渡しても、
野暮ったい昭和の風景なのに、
ここだけ一体どうしたんでしょうか。
アメリカを後にして、
客室や従業員用の部屋を見に行きます。
残留物の多い暗い部屋で、
大人の事情がぎっしり詰まった
手紙を見つけました。
客室はこんな感じです。
特に何も残っていないけれど、
いい雰囲気でした。
ジャングル温泉のことを
すっかり忘れていました。
早速探しに行ってみます。
途中の道が机の山で塞がれてたり、
床が抜けそうなところが何カ所もあったり、
苦難の道のりの末に辿り着いた先には、
外に出る扉だけが残されていました。
営業時には対岸の川を越えたあたりに
ジャングル風呂があったようですが、
今ではもう森に埋もれて
行くのが困難です。
あるのかどうかも不明でした。
●魚清○館
広島県某所/2010年9月/イシカワ
コメント(2)
おおっ!
こんなに奥まで入られたのですね。
こんなに朽ちているとは思いませんでした。
それにしても大人の事情が書かれた手紙が気になって仕方がないです。
●くまおさーん!
コメントありがとうございます!
そうなんです!玄関周りは、現役感溢れていたので、
奥の方とのギャップにはビックリしました。
奥の方へはバリケードがあって行くのが大変でしたが
行ったところでジャングル風呂がなかったので
超残念でした。
大人の事情の手紙は、何通かあって、
どれも真剣だったので、じっくり読んでしまいました。
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