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香川県の廃病院M潜入記

2010年07月 | CATEGORY : | COMMENT(1)

 

ごきげんよう、ジョーです。お見知りおきを。

  
?

香川県にある病院の廃墟に行ってきた。
廃病院と言ってイメージする
オドロオドロしい雰囲気とは無縁の、
開放的な明るい廃墟だ。
しかも駅前にある。
ローズカラーのラインが入った
愛らしい電車が走る駅を降りると、
民家のどまんなかで異彩を放っているのだ。


深夜には心霊スポットとして、
地元の若者たちから人気を集めているようだが、
午後の青空の下での探索は、
午睡でもしたくなるほど、のどかであった。
ただ、目の前が普通のお宅なので
少しお邪魔しづらい。が、

 

 

散歩の延長線上を歩いています、
と、まぬけな顔でうそぶくように、
玄関から堂々とお邪魔した。

 

 

丸に星梅鉢の家紋が描いてあり、
ここだけ切り取ってみると非常に和風だが、
全体的な造りは西洋の教会のようで、
不調和なほど白い柱を叩いてみれば、文明開化の音がする。
明治、大正時代に流行した疑似洋風建築というやつだろうか。

 

 

頭上の青空と対照的なうす暗い室内に足を踏み入れると、
西暦2000年代に生きていることを忘れてしまう、
古めかしい造り。

 

 

ここでも「死ね」という
はなむけの言葉をいただいた。前途洋洋である。

 

 

机の足や、扉の雰囲気もメルヘンだ。

 

 

メルヘンが散らかっている、風通しのよい部屋。

 

 

秋に訪れたので、紅葉狩りも楽しめた。

   

  

植物の芸術的なふるまいにより、格好の被写体になっている小部屋。

 

 

病院時代の名残だろうか。

 

 

器具も残っていて、良い。

 

 

アールデコな窓からは、
南国に生えてるような樹が見えた。

 

 
?

セントモニカとか、そんな名前の
島にいるようなリゾートな気分を味わった。
しかし、リゾート気分に一抹の物足りなさも感じるのであった。
すると、私の心を見透かしたように次の部屋には、

 

 

いかしたコールガールが届いていた。
香川のマフィアからのプレゼントだろう。

 

 

せっかくの香川マフィアからのいただきものなので、
丁重にもてなすことにした。
しかし、お気に召さなかったのか、
それとも悪ふざけのつもりか、

 

 

ババアもやってきた。

 

香川の民度はベリー高い。

 

 

まだまだ日差しの強い秋の午後、
開放的な廃病院での出来事だった。

 

 

●M病院
香川県/2009年9月/丈平あんこ
 
 
 
 
 

 
 
2005年には国内初の大規模グラフィティ展が
水戸芸術館で行われていた。
香川のマフィアも参加していたかもしれない。

コメント(1)

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