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祭りの見世物「那須サル」を見たよ

2010年10月 | CATEGORY : 終末物件 | COMMENT(2)

   

  

愛知県津島市。
愛知県内でも屈指のレトロ地帯である。


 

私は当時名古屋市内に住んでいたが、
何もすることのない休日は、自然と津島市に車を向けた。
  

 

2006年5月のとある休日、津島で、
藤の花のお祭りが行われていた。

    

  

そのお祭りで見かけたのが、
この「那須サル劇場」のショーである。

  

 

このような見世物が、平成の世の中に未だ現存している奇跡に、僕は喜んだ。
祭りから祭りへと旅する、旅団のような連中。
素晴らしい。

  

 

ショーは、残念ながら満員御礼という訳にはいかなかったが、
シュールなモンキーたちと、
こなれた感じのお兄さんお姉さんのショーは、
それなりに楽しめた。

こういった見世物も年々減少してゆくんだろうな。
祭りの終りに似た寂しさを背中に感じ、
僕は津島市を後にしました。

  

 

●那須サル劇場
愛知県津島市/2006年7月(初掲載)/サカイ
  

退屈を追求していた本。
もう絶版だけど、ダウナー系の珍スポットが
結構載ってたと思う。

コメント(2)

たとえお客さんが少なくても仕事に手を抜かないプロフェッショナルな姿勢を画像から読み取れました。
時々こういう催し物の席で椅子に座ってひたすらPSPしている小学生とか見ると、あたまをどついた後でPSPを遠くに放り投げたくなります。

くまおさん

>時々こういう催し物の席で椅子に座ってひたすらPSPしている小学生とか見ると、あたまをどついた後でPSPを遠くに放り投げたくなります。

同感です。
あと、電車を待っている時に素早く割り込んでくる小学生とか、
ご老人が立っている前で、電車の優先席でふんぞり返ってる小学生を目撃すると、私の中に僅かに残っている義憤が爆発しそうになりますが、何もできない私だったりします。

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