もう、夏まっさかりですね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
ジョーです。
今日は嫌な感じの廃墟の話を
しようと思うよ。夏らしくね。
去年、新潟県に行ったときのことだ。
陰鬱な感じの廃別荘群を見つけた。
新潟と言えば、
ジェイソン村やホワイトハウスなどの
ダークな心霊系廃墟で有名だが、
ここも何か地元では
イワクがあったりするんだろうか。
特に入りたい気持ちが全然起きない
別荘の数々。
日本海の絶景が眼下に広がるこの場所は
なんでこんなにも寂れてしまったんだろうか。
数年前の地震の影響なんだろうか。
豪雪地帯の急傾斜屋根と、
天井の低さが奇妙なバランスを保っている。
なんとなく胸騒ぎのする形状だ。
特に目覚ましい残留物等はないが、
夜に来たら本当に嫌な感じだろう。
周囲の枯れた色合いの木々よりも、
室内の方が青々としている。
特にまがまがしいことは
起こっていないだろうが、
こういう荒廃の仕方は
気分が滅入って、
どうにもやりきれません。
なにか作業をしている土地の年配者が
手を止めて、遠くの方から
警戒したようにこちらを見ていた。
物件そのものは
さしたる特徴もなかったが、
この界隈の非常に心もとない感じと、
なんだか違う世界に巻き込まれていって
しまうような、妙な感覚が
少し心地よかった。
道は続く、が、どん詰まり。
●廃別荘群
新潟県某所／2009年11月／丈平・Ｋ・あんこ
幽霊屋敷も文化だ!!
コメント(2)
「不吉な予感」とかじゃなくて単に入る気が全然しない廃墟ってたまにありますね。
なんですかね、そおゆう廃墟って。
廃墟としてなんだかかわいそうになってしまいます。
赤い三角屋根の家、犬小屋みたいでかっこいいですね。
＞イル・カポネ氏
コメントありがとうございます！
talkin' trashの伝説の記事をどんどん復刻させてほしいです。
みんな首を長くして待っていると思います！
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