ここのところ毎日、盆と正月が一緒に来たように忙しかったので、
クリスマスプレゼントまで、早めに届いたのかもしれません。
さっそく読みました。

帯に「ロシア発！世界初！！」と謳ってあります。
志の高い本のようです。
ページをめくってみましょう。

ちょうどめくったページに
ほつれ毛に、生活苦がにじんだ
ロシアの貴婦人がいました。
マトリョーシカ、可愛いだけではないようです。

1体で、合計3人いるやつもあります。
まだマトリョーシカのルールがよくわかりません。

イヌイットとインディアン仕様です。
ロシアじゃなくてもいいようです。

猫好きの一家です。

鳥好きの一家です。

日本好きの一家です。

たぶん下手です。

「懺悔しなさい」とワープしながら
迫ってくるようで、迫力満点です。

弁当についてる、魚型の醤油さしみたいになってます。

ロシア版『がきデカ』でしょうか。
「死刑！」のポーズが日本とちがいます。

妖怪でしょうか。

寒村での子育ては大変でしょう。

左下の人は、マトリョーシカにしとくの
もったいないぐらいイカしています。

この人がつくっています。
（全部じゃないと思いますが）

図版のボリュームも満点ですが
マトリョーシカの歴史や制作方法がわかる
解説も充実していて、マトリョーシカ好き必見の一冊。

早めのクリスマスプレゼントにも、最適です。


●『ロシアのマトリョーシカ』
スヴェトラーナ・ゴロジャーニナ／著
有信優子／訳
スペースシャワーネットワーク
　
2013年08月／イシカワ