こんにちは、丈平です。
今日は、福岡の廃墟を紹介します。
車道から幸福ゲートが見えました。
敷地内には工事業者が入っていたため
従業員の方に正々堂々と許可をもらおうと考えました。
そうしたところ、すんなりオッケーをいただきました。
平屋の売店が並んでいます。
敷地内にはホテルの建物も残っていますが、
こちらは見学不可でした。
社務所は荒らされていて、
絵馬やおみくじ、ローソクが散らかっていました。
罰当たりがいるもんだ。
十二支苑とは聞き慣れない言葉ですが、
奈良新薬寺の分霊「薬師如来」を中心に
干支の十二神将がまつられている礼拝所
ということらしいです。
実は、書いていてもよくわかりません。
メインである朱塗りの二重仏塔は、
一部ガラスが破損されていました。
しかし充分新しく、今でも活用できそうです。
コンクリの無機質な通路が続きます。
当然内部は真っ暗。
通路の途中に、秘仏を祭る小さな祠が3つあります。
胎内めぐりの出口付近に別室がありました。
恐る恐るのぞいてみると...
水子供養の部屋でした。
雨水が浸水した真っ暗な地下室で、
カビと埃で息が詰まりそうなほど空気が悪い。
多数の祈りや願いが放置してあるのです。
現在の管理状況がどうなっているのか分からないけど、
これはあんまりじゃないだろうか...
そう思いました。
おしまい
●力丸十二支苑
福岡県某所/2009年11月/丈平あんこ
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