去年、イル・カポネ氏と、サカイ氏と一緒に、
広島に乗り込んだときのことです。
軍都呉市に船があったので、
軍艦かもしれないと思って、乗り込みました。
船はコンクリートでできていました。
今はもう動きませんでした。
しかも、なんか汚いです。
戦時中には物資を運んで活躍していたコンクリ船で、
防波堤になっているようです。
往時の呼び名は、第一武智丸と第二武智丸。
実際に動いていたとは思えないほど、
どっしりとしたコンクリートです。
ちなみに、落書きがいっぱいありました。
でも、じっくり読むほどいい落書きはなかったです。
1分ぐらいで飽きました。
イルカ氏は、もっと早く飽きてました。
残留物が語る物語が聞こえてこなかったからだと思います。
サカイ氏はとても熱心に丸い窓の写真を撮っていました。
そして、翌日、同じようなコンクリート船を撮りに行ってこい
(サカイ氏だけ先に帰った)
と言いつけられたことを覚えています。
でも、もうひとつの船の記憶も、写真もありません。
たぶん、翌日はもっと重要な案件が出てきたのだと思います。
●安浦のコンクリート船
広島県呉市/2010年7月/イシカワ
コメント(2)
これ建築材料学の授業で登場した、幻のコンクリート船です!現存してるンですね。資料もほとんど残っていないみたいです。当時の鉄不足から、苦し紛れに生み出された技術らしいです。たしか、国策丸っていうネーミングの船でした。教授に教えてあげます。
これ建築材料学の授業で登場した、幻のコンクリート船です!現存してるンですね。資料もほとんど残っていないみたいです。当時の鉄不足から、苦し紛れに生み出された技術らしいです。たしか、国策丸っていうネーミングの船でした。教授に教えてあげます。
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