こんにちは、イルです。
ブルーシャトーの前を通りがかったら解体作業に入っていました。
周囲を覆っていた緑も全て刈られていました。
すると見たことも無い素敵な看板が姿を現しました。
あのイスがありました。
解体業者がどんな顔でこれを運び出していたのか気になります。
ここは城主一家の住居スペースだった所です。
この前年、ここからも火が出ました。
城主一家が使っていた風呂です。
ボクは廃墟の豆タイルが好きです。
空室状況を表示するパネル。
ブルーシャトーとベルシャトーに分かれていたのがわかります。
上半分が火災でかなりすすけています。
火災があったら姿勢を低くしろというのはこの為です。
従業員用の通路です。
末期には放火が繰り返されかなり煙が回っていたのがわかります。
「悪質なる破損」は廃墟後さらにエスカレートしました。
ブルーシャトーの和名は「青い城」。
かつて全開だったあのセンスはもうどこにも感じられません。
靴を借りるにはブルーシャトーまで来なければなりませんでした。
さよならブルーシャトー
●ブルーシャトー(解体済)
愛知県みよし市/2007年2月/イル・カポネ
コメント(6)
この廃ラブホがあらゆる面でいかに優れていたかがよくわかるレポでした。
こんなメルヘンチックな建造物で愛の営みがなされていたかと思うと日本ってホントに平和な国だなと痛感しました。
平和万歳!
カポネ氏の徹底した調査ぶりが、
目に浮かんでくるようでした。
うなぎはエロ食品ですもんね!
たしかにラブホと組み合わせるというのは、
たいした経営手腕だと思いましたが、
現役のとこで見たことない気がします。
タイルも綺麗だったのに、
火をつけられたり、解体されたりして非常に残念です。
(イシカワ)
今にして思うと、本当にかっこいい
ラブホでしたよね。
イルカポネ氏と出会って、
日が浅い頃に、
関東から大物ゲストを招いて
ビクビクしながら、ツアーに出たことを
思い出したら、
なんだか懐かしくなってきちゃいました!!
●くまおさんへ
壁のレリーフ、かっこいい看板など解体が始って新たに発見できたこともたくさんありました。
よく考えると大人用にメルヘンな大きな城を作る国ってなかなかありませんよね。
日本に生まれてよかったです。
●イシカワさんへ
デジタルカメラを手に入れたので本編より盛りだくさんな枚数になりました。
デジタルカメラを持って解体前にもう一度行きたかったです。
残念です。
うなぎはエロ食品なんですか!
今後、学会等で知らずに恥ずかしい目に遭うといけないので手帳に書いておきます。
●サカイさんへ
ホントに名作です。
こんな格好の宜しい廃墟はなかなかありません。
懐かしいですね。
ホントに、懐かしいです。
あの頃は目の回るようにいろんな事があった気がします。
青いタイル画の写真ですが、作風から見て岡本太郎氏の作品ではないかなと……
ラブホにあるような品のワケがないんですが、一応気になったので。
それでは失礼します。今後も更新楽しみにしております
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