群馬県のとある現役施設の敷地内に、地底世界が広がっている。
地底世界と言っても、チャラチャラした感じの場所だ。
巨大な恐竜や太古の生物という、
対象年齢:小学生以下ってなレベルの地底ワールドだ。
元々レジャー施設というだけあって、
誰かが作った箱庭のなかにいるという安心感もある。
そこが大変良いですね。
あんまし重装備しなくても、それっぽい雰囲気が楽しめるってところがですね、
ヘタレな私としては気に入りました。
但し、リアルに落石の恐れがあるのも事実です。気軽な探索は禁物です。
断崖に挟まれた道の向こうに鉄扉が現れた。
私の後先に人はいない。怪しい雰囲気抜群である。
断崖に、化石がかたどられていることを発見した。手の込んだ演出だ。
地底世界から無事に帰還できたのならば、帰りがけに記念写真を撮るのもよかろう。
鉄扉の向こうは異界であった。鉄は錆びつき、窓ガラスは曇っている。
そして、渡り廊下はさらに奥、地下へ地下へと続く...。
渡り廊下を、平泳ぎをするように脇目もふらずに歩いていると...
左側から、何か気配を感じた。振り向いてみると...。
お出まししました。恐竜の登場です。
顔面アップ。これぞ肉食系、獰猛な歯並びです。
それにくらべて手の小ちゃいこと。赤子の手みたいです。もげちゃってるし。
角度を変えて、もう1枚。
廃な空間と、絶滅した生き物のハリボテ。相性が良いです。
さて、渡り廊下を挟んで反対側の建物です。
壁の汚れ具合、窓ガラスの曇り具合が、とても美しい色彩となっています。
えーかんじの色出しとるやんけ。
建物の内部におじゃましました。内部は暗かったけど、ソレっぽい写真が撮れたよ。
扉のなかでは、生物を住まわしていたと推測されます。
生物が住んでいたと推測される空間は、ソー・ダークだった。
ここに住んでいた生物も、やるせない気持ちになったに違いない...と思いました。
さて、渡り廊下を歩いてゆくと...
ついに地底洞窟の入口にたどりついた。
地底洞窟の入口のほんの向こうは、暗闇が広がっている。
私の後先に人はいない。怪しいムード抜群である。
暗闇に続く道をまっすぐ行かず、左側に脱線してみると...
さっきの恐竜の背後に、もう一匹の恐竜がいた。
さらに足もとには...恐竜の顔面が落ちていた。
恐竜たちの哀しい宴は終わったのだ...と適当な感想を述べておきます。
さらに地底へと降りてゆき、通路から左側を見下ろすと、
石材の採掘場跡のような、巨大な地底空間が広がっていた。
靄がかった白煙は、天井から降り続ける砂塵であろう。
(それとも、恐竜たちの成仏できなかった魂がさまよっているのだろうか...)
マグライトで奥の方まで照らしてみると...。
恐竜たち潜んでいるのが分かる。
足もとは、くるぶし近くまで水が浸っていました。
そんな悪条件をものともせず探索しましたよ。
すると腰の低い恐竜が現れた。気の弱いセールスマンのようなポーズだ。
そんな弱気な姿勢だから、生物の進化を生き抜くことが出来なかった、のかも...。
気弱恐竜の説明看板には、なんとかドン、と書いてあった。
恐竜の名前には、なんとかドンという、ドン締めの名前が多い気がする。
それを日本人で引き継いだのが、西郷隆盛こと、西郷どんだ。
採掘場の一番奥にやって来ると...
これぞ恐竜ってなポージングのヤツが控えておった。
●恐竜洞窟
群馬県某市/2009年8月/丈平あんこ
栗原亨氏の連載「廃墟マニアックス」
で紹介されてました!
コメント(3)
こんにちわ、みなさま。八画文化会館になったんですね。
これからもゆるくお願いしま?す^^
上記の地底廃墟凄いですね、たのしそお?
崖に化石があるなんて、雰囲気出してますね、これから地底へ行くんですね、恐竜の国は、ムード満点です(笑)絵的にすばらしいww
では
ハヤト隊長!
ご無沙汰しています。
こんなヘナチョコサイトを見つけ出していただけるなんて
さすが不思議探検隊!さすがハヤト隊長!
隊長、そろそろ探索をご一緒したいですね・・・。
あと、隊長ツイッターとかミクシィとかやってないんですか??
フォローしたりマイミクしたい年頃であります。
サカイ長官!
おひさしぶりであります!
うちのボロ駐屯地は、あいかわらず近燐でちょろちょろと展開しており、スゴイ発見は、あんまりありません。
長官、ご一緒したい年頃ですね?。
ミクシィは、やっていませんが、ツイッターは装備したであります!何だか分からないので、設置しただけですが。
これからもよろしくお願いします。不思議探検隊 隊長ハヤト
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