首から下げている黄色い札の位置には、
値札を貼って下さいということでしょうか？
そうだとしたら、値段シールの位置を
あらかじめデザインに組み込んでおくという
高度なデザイン戦略がうかがえます。
「無頓着なアルバイトが平気で
ゼブラの顔にシールを貼ってしまう」
など、店頭に置かれるまでの様々な状況を想定しておく、ということは、
案外つくってる最中には考えにくいことです。

香山哲パン博士は、このゼブラパンをみるなり
「ゼブラなのに、シマが横だ！」
と叫びました。

パンの断面が、縦シマでなく、
横シマ、いわゆるボーダーになっていたためです。

同じものを見て、サカイ館長は、
「関東ローム層みたいだね」
と言いました。

そして、
田端宏章（創刊号ではボウリング記事担当、『萬ヨロズ』編集長）、
坂田哲彦（『昭和ストリップ紀行』、『昭和レトロスタジアム球場』etc）
両氏には今回「終末文化処理場」というコーナーで
終末化したカルチャーあれこれを処理して
もらおうと思っているのですが、
打合せの際にちょうど、ゼブラパンがあったので
一緒に食べました。

そうしたところ、このシマの部分は
昆布ではないか？との議論が巻き起こりましたが、
たぶん違います。

もうひとつ、うず巻パンです。
伊達巻みたいです。
味は、ジャリジャリしました。

独観さんいわく、東京とかにもある
沖縄の物産を売ってるショップで購入できるみたいです。

●「ゼブラパン」（オキコパン）
沖縄県／2012年2月／イシカワ

　
　
　
!!!!!special thanks!!!!!

今回は珍寺大道場の小嶋独観がパンごと送ってくれたよ！
ありがとうございました！

いま、一生懸命2号を作っております！