ここは、鬼束7段さんに連れて行ってもらった。
(鬼束さん、あざーした!! すんげー楽しかったです!)
?
鬼束さんに案内してもらったのは、牧歌的な田舎町。
こんなところに廃墟が隠されているなんて...
ご覧の通り、廃墟としての状態はバッチリ。
自動車学校の廃墟は初めてです。
と思ったら、地下に教習所らしい教室が。
右隅の机には、たすけて? なんて書いてあって、
小学校とかの教室と違って、ぬくもりゼロな感じがします。
世の中をシンプルにさせる装置。
正しいか、正しくないか、分からないか。
落書きの絵のタッチが独特でした。
実は、このフロアには、コウモリがいっぱいいて、
私は、気が気じゃなかったのですが、
肝心の鬼束先輩が、コウモリと遊んでいるので、
早く戻ってきてくれないかなあ...と心のなかで切願していました。
鬼束さんは博学なので、色んな質問にたいして、
的確な答えを教えてくれるのですが、
「なんで乳首って書きかけて、止めちゃったのでしょう?」
という質問には、困惑されていた。
そりゃそうだよな。
教習所の屋上にやって来て、わざわざ乳首って書くヤツの気持ち
広大な敷地。どこまでも続くかのような道。
吹き抜ける風。
そして点灯しない信号。
ここの光景は、すごくよかった。
●自動車教習所の廃墟
兵庫県/2010年9月/サカイ
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