名古屋市は昔、デザイン博を開催したりして、
今も街なかに、その残党が居座っています。
この巻きグソ遊具も、
そんなデザイン博ソウルを感じさせます。
素直に、タコすべり台にしておけば、いいのに...。
デザイン性を重視した結果、
遊び勝手も、デザイン性も
共に劣悪な、空色の巻きグソができてしまいました。
でも、大人になるにつれて、
こんな適当な仕事をアリにしてしまう、
真の大人の仕事っぷりに、
畏敬の念を感じずにはいられなくなりました。
白川公園には、巻きグソだけでなく、
地球がありました。
大気汚染された地球は、
子供に夢ではなく現実を教えるためのモノでしょうか。
「もっとわれらの日本を知り
もっとわれらの世界を知るために」
出た出た...
困ったときの、ありがたそうなお言葉。
まだ、空色の巻きグソの方がマシだよね。
●白川公園の巻きグソ遊具
愛知県名古屋市/2011年8月/サカイ
コメント(4)
おお!こんな近場にこんなくそモニュメントがあったなんて知りませんでした!!
白川公園って美術館があるしデザイン溢れるくそメントだらけですよね!?
格好イイものを作ろうと行き着いた先がクソだったなんて!!
なんだか深いですね…
酒井さんの言葉がいつにもまして辛口でバッサリなところがイイデスネ!
この地球、もうすこしディテールに凝って欲しかったですが真の大人の仕事はそういった「あと少しだけの努力とこだわり」を潔く放棄しますのでこういう残念な結果になったのでしょう。
地球の方が、ちゃんとすべり台つきとか遊具になっていたら、レア度が高いんですけどね〜。残念だなあ。
●あさみんみん
そう、我々の故郷は、クソで出来ているんだ。
誇っていいのか、嘆くべきなのか…。
(※可愛い女の子が、くそくそ連呼してはいけません!)
●くまお氏
“「あと少しだけの努力とこだわり」を潔く放棄します”
まさに真の大人を言いあてたフレーズです!!
僕の普段の仕事も、そうだったりします。ふふふ。
●ポンチハンター氏
ですよね。これじゃ遊具としても、モニュメントとしても
中途半端ですよね。
公園遊具の世界は、深いです・・・。
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