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海に浮かぶレトロ廃墟「西海橋水族館」

2011年06月 | CATEGORY : レジャー系廃墟(遊園地・テーマパーク) | COMMENT(2)

西海橋水族館は、有料道路西海パールラインと並行して走る
国道202号の西海橋高架下からやや東のところに存在します。 
近くには針尾の鉄塔が三本立っているのが見えます。

木々に覆われた小道と階段を下ってゆきます。
  
 
 

小道と階段を下りきると、水族館が現れます。
 
 
 

青色の壁面に西海橋水族館と書いてあります。
シンプルかつレトロなデザインがかっこいい。
 
 
 

水族館の面前の水辺は、コンクリートで外海と仕切られていますが、
ご覧のとおり、ひび割れ壊れてしまっていました。
 
 
 

水族館の内部にはとても簡単に入ることができます。
フロントのガラス窓が見事に割られていたためです。
  
   
  

館内は2階建てで、展示スペースは思いのほか小さい。
 
 
 

展示用の水槽も、熱帯魚や金魚を飼うために
自宅で購入できるサイズと大差なかったりする。
 
 
 

懐中電灯は必須。
内部はほの暗く、水をなくした空っぽの水槽の連続はシュールですが、
水槽のガラスケースまでもが派手に破壊されていたため、
ダークな気分になったよ。
 
 
 

2階から1階を見下ろしてみた。
オレンジと青の配色や、建物のシンプルな造りをみると、
とてもモダンであったことに気付かされます。
 
 
 

館内には、お魚を説明する看板が残っていた。
どれもレトロで手作り感あふれた素敵なモノばかりです。
 
 
 

水族館の前の水面と外海を仕切っているコンクリの通路を
奥の方へすすむと、ゴンドラが放置されていました。
ボディには近くのホテルの名前が記してありました。
 
 
 
●西海橋水族館
長崎県佐世保市/2009年11月/丈平あんこ
 
  

コメント(2)

ここつい最近行ってきました。
シュールという言葉がしっくりきて
そんな空気を感じながらも
いざ写真を撮ろうと思うと
あまり撮るものがないなという
印象も受けました。
でも何となく良かったです。

マツピンさま
 
まったくもって同感です!!
本当にその通りですよね。
ここの廃墟を的確に表現した言葉と思います。
 
撮るものがないけど、何となく良い。
 
でも、これって最高の褒め言葉ですよね。

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