西海橋水族館は、有料道路西海パールラインと並行して走る
国道202号の西海橋高架下からやや東のところに存在します。
近くには針尾の鉄塔が三本立っているのが見えます。
青色の壁面に西海橋水族館と書いてあります。
シンプルかつレトロなデザインがかっこいい。
水族館の面前の水辺は、コンクリートで外海と仕切られていますが、
ご覧のとおり、ひび割れ壊れてしまっていました。
水族館の内部にはとても簡単に入ることができます。
フロントのガラス窓が見事に割られていたためです。
展示用の水槽も、熱帯魚や金魚を飼うために
自宅で購入できるサイズと大差なかったりする。
懐中電灯は必須。
内部はほの暗く、水をなくした空っぽの水槽の連続はシュールですが、
水槽のガラスケースまでもが派手に破壊されていたため、
ダークな気分になったよ。
2階から1階を見下ろしてみた。
オレンジと青の配色や、建物のシンプルな造りをみると、
とてもモダンであったことに気付かされます。
館内には、お魚を説明する看板が残っていた。
どれもレトロで手作り感あふれた素敵なモノばかりです。
水族館の前の水面と外海を仕切っているコンクリの通路を
奥の方へすすむと、ゴンドラが放置されていました。
ボディには近くのホテルの名前が記してありました。
●西海橋水族館
長崎県佐世保市/2009年11月/丈平あんこ
コメント(2)
ここつい最近行ってきました。
シュールという言葉がしっくりきて
そんな空気を感じながらも
いざ写真を撮ろうと思うと
あまり撮るものがないなという
印象も受けました。
でも何となく良かったです。
マツピンさま
まったくもって同感です!!
本当にその通りですよね。
ここの廃墟を的確に表現した言葉と思います。
撮るものがないけど、何となく良い。
でも、これって最高の褒め言葉ですよね。
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