Web magazine

五木寛之が通った、金沢市「純喫茶ローレンス」

2011年02月 | CATEGORY : 終末物件 | COMMENT(4)

オッラ!! 酒井です。
石川県金沢市で、素敵な喫茶店を見つけたので
はりきって報告したいと思います。

 

そこは、古い雑居ビルの3階にあります。
 
 
 

そこの階段はほの暗く、怪しいムードが漂っています。
 
 
 

場面はいきなり変わって、酒井、店内にインしました。
これは、メニューです。
 
 
 

これは、メニューの裏表紙です。かっこいい。
 
 
 

あまりお目にかからないタイプの壁飾りは、なんとお手製とのこと。
酒井、店内は、中世のヨーロッパのように感じました。
 
 
 

ローレンスは1966年開業。
こじんまりしていて、上品かつ優雅ですが、
奥の小部屋は、やや頽廃的な雰囲気。
酒井、気に入りました。
 
 
 

なみなみと注がれたコーヒーはごらんのとおり、ジャンボサイズ。
 
 
 

実は、この喫茶ローレンス、
作家である五木寛之氏が若き頃、執筆の場にしていた。
直木賞の受賞の連絡も、ここ、ローレンスで受けたという。
 
 
 

店主にお借りして、喫茶店の古いアルバムを見ていたところ、
若き日の橋本治の写真がありました。でらかっこいい。
私は、『シンデレラボーイ シンデレラガール』という本が大好きでした。
 
 
 

いい塩梅の喫茶店だったなあ、とお店を出たところ、
ビルの階段上に、黒い像が置いてあることを発見しました。
黒い像にグッバイして、ローレンスを後にしました。
 
 
  
●喫茶店ローレンス
石川県金沢市片町/2010年12月/サカイ
 
 

ラジカル!ローカル!

コメント(4)

すばらしい!!
こんな喫茶店が近くにあったら週一で通いたいと思って財布の中を見て月一で通いたいと思いました。
小学生の頃は広島にもこんな雰囲気のある喫茶店が沢山ありましたが
、最近は皆ガストなんですよね。
でもなじみの店にするならこういう店ですね。
裏表紙の絵は階段上の像がモデルかと思いましたがよく見ると違いますね。

雑居ビルの3階なのが隠れ家的だし
階段のアプローチも薄暗くて
店内も落ち着いたいいムードですね。
何となく五木寛之さんが好きそうです。
僕もふくめネクラは気に入ると思います。

広島駅の近くの、純喫茶パールも外観を見たら
超入りたくなりました。
古い喫茶店は、落ちつけていいですよね。
東京の下町にも、いい純喫茶を見つけたので、
今度レポートします!

(春吉)

●くまおさん
広々していて明るくて清潔
という快適さが、必ずしも正しい訳ではない、
という事実を教えてくれる場所でした。
 
●マツピンさん
人目を気にせずに、鼻くそをほじれそうな場所でした。
もちろん実践しました。
 
●春吉さん
私は、お酒がほとんど飲めないので、
喫茶店情報は重宝します。
ぜひ、おしえてください!!

コメントをどうぞ

お名前
メールアドレス

Warning: readfile(side_right.html) [function.readfile]: failed to open stream: No such file or directory in /usr/home/aa123zgw2x/html/archive/webmagazine/000199.php on line 389