家族でドライブしていると、JR岐阜駅から400メートルほど南下した交差点に突如巨大な赤鬼が出現!
「ちょっと、凄い鬼いるよ。見に行こう」
と子供を唆し、有無を言わさず駐車。
車を降りると子供そっちのけで鬼に駆け寄ります。
鬼の身長は10メートル弱といったところでしょうか。
鬼は人間を襲う筈なのに、たすきには「ゆっくり走ろう!」の文字が。
なんか、凄い違和感を感じます。
ちなみに、たすきの背中側は「信号守って生命を守れ」でした。
鬼が人間の心配をしてくれてます。
誰が何の目的で設置しているのか。
手がかりを探していると、道路占有許可証に全ての答えがありました。
占用目的:玉性院節分つり込み祭り案内標識設置
この鬼、祭りの案内標識です!
「何をどう案内してるんだ!?」
という疑問はさて置き、次は玉性院を探します。
まずは「つり込み祭り」のポスターを発見。
豆まきのほか、鬼が神輿の上から飛び込むという
エキサイティングなお祭りのようです。
残念ながら、今年の節分は平日なので見に行けません。
地元の方に聞いて、玉性院を発見。
よごれん「たませいいん知りませんか?」
地元民「・・・ぎょくしょういんなら、この先を左です」
凄く恥ずかしかったです。
普通に考えればそんな間違えしなかったのですが、
隣で嫁が「たませいいん」としきりに言っていたので、
何の疑問も抱いてなかったのです。
玉性院の入口にも、鬼が鎮座していました。
後頭部に手をやり、「どうもすいません」とでも言いたげで、
なんだか申し訳なさそうにしています。
神社で祭りの準備をしていた方に聞くと、
退散して逃げてゆく鬼をイメージして作ったそうです。
さっきよりちょっと小ぶり。
でも、この鬼、なんだかちょっと・・・
顔がヤバい!
はりぼてなので傷みも早く、維持管理が大変だとは思いますが、
ちょっとかわいそうな鬼の顔です。
節分の時期になると、岐阜の随所で巨大な鬼を見ることができます。
鬼巡りをしてみるのも面白いかもしれませんね。
岐阜県岐阜市加納天神町・玉性院、同北八ツ寺町・正覺院
2011年1月/よごれん
よごれんさんの新刊好評発売中です!!!
コメント(5)
独自のクリエイティビティが加味されてるところが素晴らしいですね。
「巨大なものを作る」という発想がどのように形成されるのか、、、
ちょっと調べてみたくなりました。
最後に出てきた鬼は尋常じゃないですね。目がイッテマス。
別の意味で怖いと感じました。
最初の鬼とは違う作者であることは間違いないと思います。
個人が持つ鬼のイメージがこうも違うのかと驚嘆しました。
すごいです!鬼もすごいし、
鬼がダイブしてるポスターが、非常に良かったです。
センスの高いデザイナーが作ったに違いないです。
(春吉)
目がピカーッと光っている鬼の、
ローアングルの写真が、
パンチラ寸前で、ちょっとドキドキしてしまいました。
はじめまして。
不慣れなもので、今まで書き込まず失礼しました。
この地域、巨大鬼を作り慣れているせいか、巨大な張りぼてをよく見ます。
神社のすぐ裏のお店には、張りぼての像がいました。
鬼を作る技術は、日常生活にも活かされているようです。
この2つの神社以外にも、谷汲山華厳寺など、多くの神社、お寺に鬼が登場します。
来年はもっと多くの鬼を観察してみます。
つり込み祭の他にも、冬にふんどしで長良川に飛び込む祭など、奇祭が多いですよ。
昨日は火渡り神事に岐阜の段ボール製ゆるきゃら「やなな」が参加していました。
また面白いのがあったら、レポします。
もちろん、パンツの中身は確認しましたよ?
今度、モロ画像をこっそりメールで送ります。
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