さてさて、今回はオーソドックスなローテク看板について報告します。
ラーメンの容器から湯気が出るというシンプルな構造です。
皆さんも一度は、見たことがあると思います。
しかし皆さん、よく考えてみてください。
未だかつて、湯気を用いた看板なんてあったでしょうか?
現在の看板屋さんは、「湯気」のオーダーに応えられるでしょうか。
実はローテク看板とは、実験精神に富んだクリエイティブな看板なのです。
容器の中身まで作りこんであります。
普段、目視できない部分までこだわっているのが、素晴らしいじゃありませんか。
しかし、湯気の出るラーメン看板も、今ではあまり見かけません。
このまま、街角から消え去ってしまうのでしょうか。
もしかすると、何十年後かに「日本の街角に、湯気が出る看板があった」
なんて、クリエイターの間で、伝説の域に達するかもしれません。(そりゃないか)。
●「味の横綱」のラーメン型ローテク看板
東京都大田区西蒲田/2010年9月/サカイ
INAXのブックレットシリーズには良書がたくさんあるよ。
コメント(3)
たしか福山市の182号線沿いのラーメン屋の屋根に巨大なラーメンどんぶりの看板があって、時々湯気が出ていたような気がします。
不確かな情報ですが僕はひまじんなのでまた確認してみます。
「動く」タイプだと、しくみもなんとなくわかるような気がするけど、
湯気はどうやって出してるんでしょうね。
加湿器みたいなもんなのかな。
冬場は店内に置いておいても、乾燥しなくて良さそうですね。
どんぶり型は、よく見るような気がするけど、
実際どこにあったか思い出せないことがほとんどです。
くまおさんの、巨大なラーメンどんぶりは
巨大なだけに山が噴火しているみたいに見えるといいな、
と、思っています。
今度ぜひ見てきて下さい!
(春吉)
くまおさーん!!
巨大などんぶり?!?
それマジっすか!?!?!?!?
本当だったら、スクープですよ!
ぜひぜひ、(お時間あるときに)写真とってきてください!!
私が今までにみてきたローテク看板は、
(かに道楽のカニを除けば)
どれもこれも、人間よりやや小さいサイズばかりでした。。。
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