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ほとんどお化け屋敷!! 戦慄の喫茶店巡礼「伴天連」

2010年09月 | CATEGORY : B級スポット | COMMENT(10)

 

 
広島のお化け屋敷こと、喫茶「伴天連」に行ってきたよ。
噂どおりの避暑地で、超ホラー。
怪しい少年少女博物館のお化け屋敷に、
複数で行ったのに入れもしなかった気まずい過去が、
どっとよみがえったけど、
そんなことはおくびにも出さなかったよ。

この日はB級スポットを愛する会(今名前つけたよ)のメンバー
ほいじんがさんと知扇ちゃんと一緒に、
広島のイカしたB級スポットを巡りに巡って、
最後に、ここ伴天連に涼みに来たんだ。

  

知扇ちゃんが気をきかせてホラーな仕掛けを全部、
私に踏ませてくれて、とても嬉しかったよ。
入口からして、もう伴天連はやる気まんまんで、
死ぬほどビビったよ。

これから行く人に忠告しておくけど、
完全に入店するまで気を抜くな。
でも仕掛け自体はいい感じの子供騙しっぽさに溢れていて、
ビビった自分に腹が立つこと請け合いだよ。

  

店内に入ると、まずは
暗くてほとんど何も見えない。(写真だと明るくなっちゃったけど)

  

しかし、目が慣れてくるにしたがい
この店の怪しさが浮き彫りになってくる。
カウンターに座って、盛大にキョロキョロしていると、

  

店主が現れた。

  

とりあえず、全メニュー500円で明朗会計な
お品書きからレモンスカッシュとミックスサンドを注文。
ネット上では評判のあまりよろしくない
飲み物&食事だけど、普通に美味しかったよ。
私の普段の食生活が貧相か、店主の腕が上がったかどっちかだと思う。

  

店内に所狭しと飾られている夥しい数の気持ちの悪いものは
どうやって集めたのかと訊くと、
「古美術で買ったり、自分でつくったり、お客さんからもらったりした」
という。

  

「怖くないですか?」
「すぐなれる。」
「女の人が結婚してもね...(聞き取れず)うちの女房は女にも見えん。それと一緒」
「どんなお客さんが多いですか?」
「アベックさん。三才ブックス※の本を見て、新幹線に乗ってアベックさんが来る。」

※『ワンダーJAPAN』を出している出版社は「三才ブックス」と言います。
 八画出版部も、なんなんだろうっていう名前だけど、
 三才ブックスもなかなかやる、と勝手にライバル視しています。

  

この店は今年で49年目を迎えるという。
もう、ほとんど一生こうしているのか、
と思うと感慨深い気持ちになった。

この土地に店を構えるまでは、
広島市内の流川で同じく小さな店を経営していたようだ。
ヘビがたくさんいたので、取ってきては、
ネットに入れて天井からぶら下げたり、
ホステスガールに持たせたりしていたそうだ。

女性が悲鳴をあげて男性にしがみつくので、
男性は大変喜び、
それを見ている店主も大喜びである。

今でもおもちゃのヘビなどがぶら下がっているので、
当初からの初志貫徹ぶりは相当なものだ。

  

この男性器を握っている手のオブジェも、
こういうものが売ってるのかと思ったが、
手のオブジェと男性器のオブジェを、
ちょうどいい塩梅だからこういう風に組み合わせて、
ぶら下げているようだった。

同じような組み合わせのオブジェが他にもあった。
うまくハマったときには、きっと小学生のように
喜んだに違いないと思った。

  

店主の面白い話はとどまることを知らない。
「外人は考えることも、することも合理的だ」
という含蓄に富んだような話を切り出したかと思うと、
観光地でよく売ってる動物(キツネとか)のしっぽの
キーホルダーのようなものを取り出して、
「これは野兎の足。本物。猟師に頼んで(自分で)作ったの。」
という。
聞けばアメリカ人は、これで女性の
クリ●●スを弄ぶのだそうだ。
私は、アメリカ人はジェントルマンなのだろうか、
それとも単に趣味の幅が広いのか、どっちだろうと思ったが、
言わないでおいた。

  

その他にも光るおっぱいや、
スポーツ新聞に載ってたエロ回文、
食用ガエルの干物、
人間の干し首(本物)などが
これでもかというほどぶら下がっており、
エログロナンセンスを地で行く小空間だった。

  

二年程前にカウンターを切り盛りしていた奥さんに死なれて、
今ではひとりで厨房もカウンターもこなす。
こういう場合の相槌は「大変ですねぇ」と
相場が決まっているが、
藤崎奈々子のサイン色紙をバックに、
どことなく嬉しそうだったので曖昧な返事になってしまった。

ここは本当に面白いので、広島に行く機会があったら、
是非体験してみて下さい。
カップルで行くと非常に喜ばれ、
盛り上がること必至です。

  

  

●ホラー喫茶「伴天連」
広島県東広島市下三永
0824-26-0019
2010年9月/イシカワ
 
 

 

ジャンボセクシーボイン。

コメント(10)

バテレンキターーーーーーー!!?(゜ロ?)(/ロ゜)/
俺は女の子と来た事ありますが
俺より店主と話が盛り上がってました。
イシカワさんも悲鳴あげるんですか?(笑)

伴天連も気になりますが、
ジャンボセクシーボインを買った人が、
いっしょにヘアーネットを買っているのが
なぜなのかもすごく気になります。

●遠藤文庫さんへ

B級スポットを愛する会のメンバーの、
おかしなものに対する愛ははちきれんばかりで、
私も改めてB級スポットの素晴らしさを噛みしめました。

店主が一番の仕掛けだよ!
お化け屋敷みたいなドロドロドロドロキャーみたいな曲が
ヘビロテだよ。
文ちゃんだったら、女の子じゃないのに
店主にぐいぐい切りこんでいきそうだから大丈夫と思うけど(笑)
HIROSHIMA方面に行く機会があったらぜひご一緒しましょう!

●マツピン(タケピン)さんへ

行っちゃいましたよ、戦慄の砦に!!
そうそう、おじちゃん自体が、
女の子にのみ機能するアミューズメントパークですよね。
「きゃー」じゃなくて「ぉわっー!」とかだったよ、悲鳴は(笑)

●ポンチハンターさんへ

アフィリエイトまで見て下さってありがとうございます!
先月は11円獲得しました。いつも貼っててむなしくなります。
買ってますねーヘアネットも一緒に(笑)
すごくシュールな買い物画面になってますねー(笑)

(春吉)

わー!伴天連!行きましたよ、もちろんのすけ☆
おじさんのファンキーなキャラにしびれてしまいました。
若かりし頃の写真やら象の交配写真やら
ブツがどんどんわいてでてくる魅惑の館ですね!
ワケも男性といったため「ほらっ!くっついて!もっと!
もう!そこでチューだ!」とオジさんが
盛り上がってしまいとんだ惨劇(笑)になりましたが
お付き合いしたい異性と行けばオジさんが勝手に仕切ってくれるんで
好都合だと思います笑 

仕掛けも
ワケはまんまと悲鳴をあげつづけ、オジさんのエススイッチオンで
何度もマネキンの首が暴れてました。ほんとに素敵なお店なので
また行きたいです!にしてもオジさんはほんまにかっこいい。
ずっと続けてほしいですね。

●ワケコさんへ

象の交配写真なんてものまで登場するんですか?!
いやいや、おじさんのパフォーマンスは無尽蔵ですね?!

おじさん、いっけんガ●コツみたいだけど、
顔立ちはかっこいいですよね、ほんと。
ああ、おじさん、もう少し若ければ、と歯噛みしましたね。
私もいつかアベックで訪れたいです。

(春吉)

サンドイッチは私もおいしいと思いましたよ!

もっと話を聞きたかったのですが、時間があまり無かったので残念でしたね?

おじさんも高齢ですから、跡継ぎ問題が心配です。早い再訪したいですね。

あと、春吉さんの貴重な悲鳴が聞けてよかったです(笑)

●ほいじんがさんへ

美味しかったですよね、サンドイッチ。
純喫茶とかで出てくる雰囲気のねぇ。

ネットでひょろひょろ出てきた記事によると、
真剣にあとつぎを探して、来客の女性に
真剣に声をかけたりしているみたいで、
この調子ならば、大丈夫、そう思いました。

悲鳴はね、出ないですよ、なかなか。(笑)
おととい、キーボードの中にコオロギかゴキブリの小さいのが
入ってしまい、非常に困惑しましたが、
悲鳴を上げても誰も助けてくれませんでしたね。

(春吉)

この喫茶店tv番組「マツコ&有吉の怒り新党」で今日「5月1日」不思議な雰囲気の喫茶店として紹介されましたね
後継ぎを探しているってこともちゃんと紹介されていました

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