さあ今宵、ジョーと共に廃墟の旅に出よう。
山口県まで、ストリップ劇場廃墟を見にいこう。
ところでこの場所は、
性神探訪サイト『K web』のKeiさんから教えてもらったんだ。
道端に、ふくよかな曲線が特徴的な道祖神が置いてある。
まさにこの建物が温泉劇場なのだ。
2階の窓は、気持ちよいほど開けっぱなしになっている。
全体はこんな感じの雰囲気だよ。
入口。内部の電灯が光って見えるのは、
外の電灯が反射しているだけだよ。
チケット売場。
ここでチケットを買っていたと推測されます。
弱性エロ絵画があった。
秘宝館とかストリップ劇場で、この手の弱性エロ絵画を見かけるけど、
どこで買ってくるんだろう?
劇場内部は真っ暗。マグライトの灯りを頼りに長時間露光で撮影したよ。
それにしてもチープな劇場ですなあ。
花道もなければ、客席もない。
幼児の学芸会もままならないようなステージだ。
階段を上がって2階へ。旅館のような造りである。
壁に貼られた紙切れに、メッセージが。
「一歩一歩の積み重ねその積み重ねの上に幸せの花が咲く
早く私の願いを届けておくれ!」
踊り子さんの楽屋にしては、あけすけな空間。
その窓のむこうに、次なる目的地が見えてくる・・・
【joeからキミへ】
ストリップ劇場の廃墟といえば、
愛知県のミカワ座(解体済み)や、茨城県の明野劇場が有名だよね。
両方ともビジュアル的にカッコイイから、
joeは、山口県の温泉劇場もかっこいいだろうと思ったけど、
残念ながら大したことなかったよ。
期待してくれたキミ、ゴメンだよ。
●温泉劇場
山口県/2009年1月/丈平あんこ(a.k.a. joe)
いつも素敵なゲイの本を出版しているポット出版さんから、
ストリップ小屋の写真集が出たよ。
ざらっとした紙質が場末感を醸し出していて、
思わず買っちゃったよ。
コメント(3)
ストリップ劇場の廃墟か。
小さな劇場や安っぽいネオンサインが
時代を感じさせていいなぁ。
在りし日のこの劇場を想像すると
ノスタル自慰な気分になったよ。
廃墟マン氏
コメントありがとうございます!
簡易型(チープな)ストリップ劇場は、
見応えに欠けてしまいますが、
名状しがたい寂しさが漂っていました。
名状しがたい寂しさとは何だろう…
と考えあぐねていましたら、
廃墟マンさんのコメントに答えが掲載されていました。
そう、それは『ノスタル自慰』。
…素敵すぎる言葉、ありがとうごさいます。
大変良い勉強になりました。
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