昔栄えたのに、今では寂れてしまっている。
そんな時代遅れになってしまったスポットを終末物件といいます。
終末物件の観賞ポイントは、
昔流行った様式やデザインが、今もそのまま残っている点にあります。
しかしながら、単なる時代遅れを指さして、
笑いモノにするという悪趣味な行為ではありません。
違います。私が敬意を持って捜し求めているのは、
単に流行りを取り入れただけの時代遅れ物件ではなく、
昔夢見た憧れや理想を、店名やデザイン、建築様式に込めた、
ドリーマーたちなのです。
「理想があったのか、夢があったのか」。
私は、世知辛い今の世の中において、
理想や夢を抱くことの素晴らしさを伝えたいのです。
たとえ夢が夢のまま消え去ったとしても、いいじゃないか。
夢や理想に向かって闘ったこと自体、価値があるのだから。
伊那市に人一倍夢見がちなドリーマーがいました。
コメント(5)
昔はよく行ってました。ミラーボールがあって、大きなスクリーンがあって・・・スクリーンの片隅にシミががあって。何から何まで懐かしくそしてなんとなく落ち着いて・・・。オカマ?のマスターの踊りが強烈です。“大空と大地の中で”が上手な人がいて師匠と呼んでましたが元気でしょうか?ママもあまり体の調子がよくなかったみたいですが・・・忘れたころに行ってみたい店ではあります。伊那では老舗中の老舗です。
勝ったら一気!さま
貴重なコメントありがとうございます!!
「大都会」のメンバーたちは、名前負けすることなく、
個性的でファンキーな面子が揃っていたのですね。。
大都会で踊るマスターのダンス、ナマで見てみたいです。。
しかしながら、まさか、内部の様子を知っている方から、コメントがいただけるとは思ってもいなかったので、感動しています。ありがとうございました。
いえいえ、何をおっしゃいますやら・・・・。マスターの大都会にも負けないという気合の一端をご紹介したまでです。
この店のすばらしさは、奢ることなく、廃ることなく、決して流行を追わず、プライドを持ってお客さんを楽しませることに一途なところなのです。
元常連として、夢追い人マスターを理解してくれる人がいたなんてこちらこそ大感激です。
是非一度大都会でご一緒しましょう!(無理か・・・・)
勝ったら一気!さま
伊那市に立ち寄ることがあったら、
ぜひご一緒させてください!!
それにしても、伊那市は古い商店や飲み屋街が残っていて、非常に素敵な町だと思いました。
ローメンで有名な「萬里」付近を散策したのですが、
昭和臭を漂わせた、飲み屋や商店が立ち並んでいて、
感動しました。もちろん、そんななかでも大都会が、出色でしたけど!!
昭和が漂っている街並みは確かに心地よい雰囲気を醸しだしています。伊那を離れてはや5年になりますが、生まれ育ったような懐かしさを感じます。(実は関西出身です)萬里も有名ですが、私個人的にはローメンは苦手で唯一海鮮ローメンが旨いと」感じました。(魯迅というとこですが、残ってるかな?)私のひいきの店は伊那新地の一番奥の爐(いろり)、大都会の向かいの裏路地の寿司一(親父が強面でチョー気合が入ってますが、ホントは結構やさしい親父さんです)萬里近くの乙女座、亀食堂、天竜川向こうのラ・ロシェル、その他もろもろ・・・・。大都会あたりから橋を渡って、伊那北駅辺りまでうろうろしてました。でもだんだん今を追うような店が増えてきたのが残念で、寂しくなったのを覚えてます。蜂の子もざざ虫(伊那の名物だよ)も苦手ですが、今はもう一度口にしてみたいと思う今日この頃です。それもこれもサカイさんのおかげ?です。ありがとうございます!
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