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【終末観光レッドデータブック】絶滅危惧種「味の街」を探して〈成城フルール〉へ(後編)

2016年06月 | CATEGORY : 終末物件 | COMMENT(0)

前編に引き続き、後編行きます!

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【目次】
1. 地元民からも忘れられて
2. 看板を下ろす日  ※←ここから後編です
3. 見えなくなった「味の街」を探して?3階〈釜めし成城〉にて?
4. 見えなくなった「味の街」を探して?2階〈喫茶シュベール〉にて?
5. 管理しているところがわかった
6. 消えゆくニッポンの味文化
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2. 看板を下ろす日

31★12東京都世田谷区_成城フルール018re.jpg

▲〈成城フルール〉の正面入口

なかったことにされようとしているフルールに到着。建物自体がリニューアルされたわけではないようだったので、ちょっと安心。

12★12東京都世田谷区_成城フルール022re.jpg

味の街の看板も、サイコロのような立方体の袖看板も健在。

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ショーウィンドウも健在だった。

では肝心の看板を見てみると......。

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▲看板撤去後の2016年4月24日に撮影した様子

しまった、なくなってる?

なくなった看板は下記3つだった。

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▲味の街の顔ともいえる上記3つの看板は撤去されてしまった。

「看板にかかわる」、「看板が泣く」、「看板にかけて」などという言い回しからもわかるように、看板というのはまさに店の顔。人間の顔に、かわいい、きれい、かっこいい、というビジュアルの良し悪しだけでなく、その人らしさが現れているように、看板にもその店の個性や考え方などが現れている。

創業当時の熱量だとか、この場所をどのようにしていきたいというような上向きの気分だとか、その時代にしか出せなかった雰囲気だとか、そういった言葉ではなかなかピシリと言いあらわせない淡くうつろいやすいものが、看板には宿っているような気がするのだ。

創業当時からあった看板を下ろして、新しいものに掛けかえる。その新しさが単に時代にすり合わせただけでないといいのだが。コルティに勝ち目のない勝負を挑んで負けてほしくはないなぁと思いながら、内部に入ってみた。

続きはnoteで!

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