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愛知県蒲郡市「F整染」巨大繊維工場の廃墟

2012年07月 | CATEGORY : 産業遺産大(炭鉱・鉱山・工場) | COMMENT(2)

fujiseisen06.jpgのサムネール画像

愛知県と言えば、蒲郡市だよ。
と賢者たちは口を揃えて言う。

不思議なもの・ミステリーなモノはすべて蒲郡市にある。
すべての道は蒲郡市につながって、そこで閉じるのだ、と。



そんな「愛知県ミステリー&不思議スポット」の殿堂、
蒲郡市の魅力は、海沿いに集中している。
しかし、つい最近まで、このような巨大廃墟が、
蒲郡市の平地に存在していた。
残念ながら、つい最近解体されてしまったが、
蒲郡市の魅力のスポットの1つとして、
とても印象深い廃墟だった。

蒲郡市に、敬意を示しつつ、
廃墟探索の写真をここに再現しようと思う。


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未舗装の山道に、古ぼけた木造の建物がポツリと建っている。
繊維工場の旧寮かもしれない。


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その木造の一室。壁にマジックの落書き。
「東京」の文字。


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西日の射す部屋に、日に焼けた
西洋人の裸体画が立てかけてある。


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繊維工場の外観。
壁面を覆うパイプや、巨大なタンクが独特だ。


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この写真のポイントは、右上の光取りの窓。
古い時代の木造工場らしい造り。


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光取りの窓から、優しい光が差し込み、
フロアを黄金色に染める。


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何やら得体の知れないマシーンが、
生物のように上空にいた。


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レンガ造りの大きな遺構。
もちろん用途不明でがんす。


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ミシン。これを持ち上げようとしたら、
スンゲエ重かった。本当に。


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床面に凹凸があり、繊維の屑が、こびりついていた


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工場の裏手には、巨大なパイプがニョキニョキと生えていた。


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空高く突き刺す、2本の煙突。


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敷地内にある離れの小屋。
所狭しと機械類が覆っている。


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工場2階には、
プラットホームのような空間がまっすぐ広がっていた。


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そのプラットホームを1階から見上げてみる。
凄まじい崩壊ぶりだ。


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工場内部の事務室。


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染色用の液体が入ったカラフルなビーカー


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繊維を巻きつけていたのだろうか。
大量の巨大なロールがあった。


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工場に併設されている寮の一室。
「荒らされている」訳でもないのに
自然発生的にゴミが散乱。


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一方こちらの部屋は、
人だけがいなくなり
寂寥感だけが残っていた。


●巨大繊維工場の廃墟
愛知県蒲郡市/2003年(取材)/サカイ



コメント(2)

ヨダレもんの残留物の数々もそうですが壁の落書きが秀逸です。
早速僕も壁に「アナーキー」や「東京」を書き込んで、やり場のない情熱を持て余そうと思います。

くまお先輩
  
中学生が教室の机に、
マジックペンで書く落書きに似てますよね。
 
こういう落書きは、素敵だと思います。
ボクも、心が爆発する様子を、
これからは落書きという表現を用いて表したいと思いました。

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