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海辺に立つ悲劇の別荘廃墟

2012年04月 | CATEGORY : 心霊・ミステリー廃墟 | COMMENT(4)

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ここは、
「広島に世にも悲しい廃墟がある」と
マツピンさん思わせぶりに言ったあと、
連れて行ってくれた廃墟です。



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この別荘の目の前は、
真夏のギラギラした海辺です。

暑くてだるいと、人間みな
悲しい気持ちにはなれませんが、
お邪魔してきました。


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まずは一階部分。
といっても、家屋の基礎部分が残っているだけで、
車のガレージのような所に金庫がありました。



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階段を上がって二階へ行きます。


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家庭用のセメントが固まっていました。
もしかすると、この別荘は手作りかもしれません。


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オーシャンビューの部屋が3つもありました。


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昭和レトロな青い擦りガラスが残っていました。

廃墟で見かける昭和レトロな家具のなかでも、
表面がボコボコのガラスは
特に好きです。
現代のガラスはつるつるなものばかりで
見応えがありません。

つるつるなガラスで思い出しましたが
以前、安価なレトロガラスのスプーンを買いました。
つるつるした食感がたまらず、
よく舐めていたところ
口の中で割れました。
以後ガラスのスプーンは買っていません。


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夜だったら心霊スポットになりそうですが、
カンカン照りだったのでキレイです。


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ところが廊下を進んで行くと、
少し様子がおかしいです。


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トイレも風呂場も、土砂に埋もれています。


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ここは2階なのに
残留物が土砂で埋もれています。
台風のせいでしょうか。


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3階に進むと、
悲劇はそれだけではなかったことが発覚しました。


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火事です。


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この別荘の持ち主と思われる家族写真の隅々が
黒こげになっています。


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子供の字で書かれた年賀状がたくさんありました。


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外は夏です。


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火災の跡がある部屋は
汚れた水色で、
はっとするぐらい綺麗に見える瞬間があります。


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昔見た演劇を思い出しました。
原爆のキノコ雲を見ながら
酒を呑むシーンです。

原爆のキノコ雲を美しいと思って
それを肴に酒を呑む。
そのあと主人公は、
その光景を美しいと思ってしまった自分に
言葉を失くしました。


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海辺の夏は
私の感傷とは無関係に元気です。


●悲劇の廃別荘
広島県某所/2010年9月/イシカワ



コメント(4)

あの夏の日の探索はホントに濃い時間でした。
最後の落書きを見て言った私はチ○コが好きという
イシカワさんの発言が忘れられません。(冗談)

またまた、人聞きの悪い冗談を…(笑)
もうすぐ三十路になりますが
清純派で攻めたいと思っています。

いしかわ

タケピーさんのエグイ冗談にどん引きですw

ここは以前タケピーさんに画像をみせてもらいましたが結構広いのですね。
子供が書いた年賀状、家族の写真、火事にあった建物、本当に悲しい限りですが石川さんのナイステキストで楽しく拝見しました。

くまおさんへ

ありがとうございます!
この廃墟に行ったときには、
ものすごく暑くて、全然悲劇的な気分になれなかったので、
どうやって書いたらいいもんか悩んで
2年間筆がすすみませんでした。


外観からするとそんなに広さを感じさせませんが、
地下があって、地上部分は3階まであるので
みどころが多かったです。
探索名人のイルカ師匠も一緒だったため
深く(残留物を)掘り下げられたのかもしれません。


あと、タケピ●さんは、ムッツリだろうと
会った瞬間に思いました(本当)


イシカワ

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