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軍艦島のお隣さん、中ノ島(前編)

2011年07月 | CATEGORY : 産業遺産大(炭鉱・鉱山・工場) | COMMENT(3)

GWに軍艦島を見に長崎県に行きました。
しかしクルージング出発時刻に、(3時間ほど)寝坊してしまい、
私は小さな漁港で途方に暮れていました。

すると親切な漁師さんが、
軍艦島の隣の中ノ島に連れて行ってくれるといいます。
私は『軍艦島の遺産』(後藤恵之輔・坂本道徳著/長崎新聞新書)
を読んでいたので、軍艦島を語るうえで、
中ノ島の重要性が瞬時に理解できました。
人が生活するうえで必要なものは、すべてあると思われている軍艦島。

しかし、わずかに足りない施設があったのだ。
それは、緑溢れる公園、火葬場、墓地である。
それらが存在するのが中ノ島だ。

本命の軍艦島に行かず、あえてサブキャラに甘んじている中ノ島に行く。
...そんな自分の行動が、カッコイイことのように思えてきました。


右が軍艦島、左が中ノ島
右に行きたいのが本音です。
 
 
 

無人島に降り立つと、丸っこい形をした煉瓦を発見。
煉瓦であることをやめて、石に業種変更したのでしょうか。
 
 
 

煉瓦造りの建造物が崩れていました。
火葬場の一部分と思われます。
 
 
 

レンガがうじゃうじゃ
 
  
    

竪坑跡がありました。
巨大な空間が、光が届かない地中深くまで掘ってあります。
覗きこむと、吸い込まれそうで、足が震えます。
 
  
 

火葬場の一部と思われる施設。
なかは空洞でした。
 
 
 

納骨碑。これが墓地ということだろうか。
 
 
 

納骨碑の背後にまわると、石仏がいました。
納骨碑の扉は、開けっ放しになっていました。
 
 
 

推測に基づく墓地、火葬場と確認したところで、
緑が溢れる公園に行こうと思ったのですが、
山登りがハードそうです。
 
 
 
●中ノ島
長崎県長崎市/2008年5月(取材日)2008年7月(初掲載)/サカイ
 
 

コメント(3)

3時間は寝過ごしたレベルではない様な気もしますがさすが転んでもただでは起きないところに尊敬します。
とてもマニアックな場所ですが軍艦島を語る上ではなくてはならない場所なんだと解りました。
いつか僕も行ってみたいです。

僕もだいぶ前、軍艦島に行くチャンスを寝坊でフイにしてしまいましたが、
中ノ島はつい最近行ってまいりました。
しかも中ノ島に6時間も滞在しておりました。
正直、6時間も居れる島ではない、と痛感しましたが、島に残るモノは貴重ですよね。

●くまお氏
寝坊・遅刻の常習犯である私にとって、
営業時間がないのが、廃墟の最大の魅力だと思っていました。
しかしながら軍艦島は、時間に厳しいので、
私のような横着者には、つらい限りです。
 
ヨウスケ氏
ヨウスケさんの過去の職場の退職話を聞いているだけに、
遅刻のエピソードが笑えません(笑)
中ノ島に6時間ですか!さすがです!
僕なら、山頂まで3往復しても時間が余りそうです・・・。
でも、山頂からの風景は格別ですよねえ。。。

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