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緊急!!福島エール特集1 福島県大熊町「原子力モナカ」佐藤菓子店

2011年03月 | CATEGORY : 終末物件 | COMMENT(8)


昨年暮れ、私は最中(モナカ)に夢中であった。

ニッポンのめずらしい土産物を探していて、
観光地の定番かつ、かなり地味な「モナカ」に
注目したのには理由がある。

この大熊町銘菓「原子力最中」を
偶然発見してしまったからだ。

福島県双葉郡大熊町
いま世界を揺るがしている
福島第一原子力発電所のある町だ―。

2010年12月、私は大熊町に
原子力最中を買いに行った。
 
 
 

まず大野駅へ。
夜だったからだと思うけど、駅は非常に静かだった。
  
 
 
 

駅のお土産ショーウィンドウには、
  
  
 
 

大熊銘菓「原子力最中」が飾られていた。
 
 
 

そして、川柳よりも、
 
 
 

落書きが盛んな、いたって普通の町だった。

たしか18時か19時頃だったと思うが
駅前はけっこう暗くて散策できなかったので、
目的の原子力最中を販売している
佐藤菓子店に向かった。
 
  
  

営業時間を確認するためにお店に電話すると、
孫が帰ってきてるから
もう閉店しようかと思ってるけど、
お店は開けておくからおいで、との暖かいお言葉。

急いでお店に向かった。
周りが暗くなるなか、
一軒だけ灯りを点けて待っていてくれた佐藤菓子店を見つけた。
 
 
 

原子力最中の10個セットを購入。
日用雑貨なども売っている
地域のためのお店屋さんのようだった。

おばちゃんに、
原子力最中のことを色々聞いたんだけど、
福島弁は思った以上に難解だった。
推測するに、たぶん
結構人気がある、
今はここでしか売ってない、
というような雰囲気だったと思う。
  
 
 
 

おばちゃんは遠くから来てくれてありがとう、という感じで、
あったかい缶コーヒーとか飴とか眠気覚ましのガムとかをくれた。
12月の福島は、
関東に近いといっても、
やっぱり東北で、とても寒かったから、
あったかいコーヒーがとてもあったかかった。

1970年頃から原発とともに生きて、
ずっと東京に電気を送りつづけてくれていた大熊町と
あったかい缶コーヒーをくれた
おばちゃんがダブって、
涙無しには語れないよ。
原発付近のみなさま、どうかご無事で...。
 
 
 
●原子力最中(佐藤菓子店)
福島県双葉郡大熊町/2010年12月/イシカワ
 
  
 
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コメント(8)

とても良いおばちゃんですね。
本当に原発付近の住民の皆さんが心配です。
一日も早く元気な大熊町に戻って欲しいです。

●くまおさん

いいおばちゃんでした。
きっとどこかに避難しているはずです。

でも、復活しても、
原子力最中復活しないだろうなぁ…
残念だな…

(春吉)

全国にある地元が誇る産業をモチーフにした製菓類でもインパクトは最大ですね!

しかし、皮肉にもこのような状況になってしまい「原子力最中」は復活は極めて難しいでしょうね・・・

●ほいじんがさん

かなりモナカを探しましたが、ここのモナカと、熊本にある
立神峡もなか(奇岩の形をかたどった)が素晴らしいと思いました。

ほいじんがさんに教えていただいた、
せんぷうきも、破壊力バツグンでした。
もなかの世界は地味に奥が深いですね。

(春吉)

原子力モナカ。
インパクトが凄過ぎます。

いまはホンモノになってしまったようですが。

おばちゃんの話、心あたたまりますね。

●氷村飛鳥さんへ

パッケージが可愛いのが、なんだか寂しいですよね。
原子力発電所も、昔は観光スポットのひとつとして
カウントされていたのでしょうか…。

(春吉)

原子力最中、確かにありました。
大野駅、なつかしー。
原子力の最中を売るなんて!って非難されるのかと思ったら
あたたかい記事、ありがとうございます!

私たちはがんばります。
戻れる日まで。

●大熊町民さま

コメントありがとうございます!
大熊町民の方から、お言葉いただけるなんて、とてもうれしいです。

こんなときに不謹慎だと思われないか
ビクビクしながら書いたのですが、
こうして、読んでいただけて、良かったです!

福島を旅したときに、
どこのお店に入っても、みんなとても親切にしてくれて、
あったかいところなんだなぁと思っていたので、
いま、まだみなさんがバラバラに避難されていることに、
心が痛いです。

大熊町をはじめ、
非難されている方々が、
一日も早く、故郷に戻れることを祈っています。
がんばってください!!!

イシカワ

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