廃墟、珍スポット、レトロな街並みなどを案内するインディペンデントマガジン『八画文化会館』(八画出版部)のウェブサイトです

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廃墟という名の産業遺産、煉瓦の遺構「諸戸水道」

廃墟大図鑑, 産業遺産大(炭鉱・鉱山・工場) | 2012.04.04

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以下、たて看板の文章ほぼ丸写しの文章です。

「良水を求める住民の深刻な声に、
桑名の富豪、諸戸氏が独自で巨費を投じ苦労を重ね、
6年の歳月を経て明治37年に私設の水道を完成させた、
日本で第7番目の水道の遺構。」

小高い丘の中腹にありました、諸戸水道。
喉が渇いていた僕には、
毒々しい緑色の液体が、
抹茶ジュースに見えてしまいました。

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今は亡き KING OF 秘宝館「元祖国際秘宝館」

B級スポット, 終末観光 | 2010.10.23

  

秘宝館文化の発祥地だった「元祖国際秘宝館」。
2007年3月末に閉館し、およそ2ヵ月後には解体。
『元祖国際秘宝館公式ガイドブック』も、
おかげさまで発売後あっという間に完売してしまい、
『I LOVE 秘宝館』では解体風景をメインで載せているので
往時が偲ばれる2006年当時の館内風景をご紹介したいと思います。

語ってくれるのは、もちろん
秘宝館をもっとも愛した男、舟橋蔵人氏です。
どうぞお楽しみに下さい!!(石川)

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カラフルなスワンボートが朽ち果てる場所

終末物件, 終末観光 | 2010.05.26

  

可愛らしかったりピュアでメルヘンチックなモノが、
傷ついたり古ぼけてゆく姿に、人は惹きつけられます。
そんなことない?
廃墟に行くとポエミーな気分になったりしません?
ノスタルジックな写真に、
気の利いたキャプション付けて自己陶酔したくなりません?
ナイーブな一面をチラ見せするのがウケるんじゃないの?
違うのかね?

まあいいや。
ここは廃墟ではありませんが、

廃墟同様に、ネガティブな状態に美が宿っていました。

白色や桃色だったスワンも、ウンコ色になってたよ。
特に手前のヤツときたら...。
  

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