養老のドープスポット「ひょうたん会館」
終末物件, 終末観光 | 2012.09.06
養老はひょうたんで有名らしい。
みんな知ってた?
僕はこの年になるまで知らなかったよ。
養老の町を車で走っていたら
「ひょうたん会館」なる建物が
ひょっこり顔を出したので、
立寄ることにしました。
ロードサイドに、ででーんと構える
巨大なひょうたんの立体物。
コンクリで再現するひょうたんは難しそうだな、
と平凡な感想しか思い浮かびません。
1階はお土産屋さんで、
2階が展示場となります。(有料)。
お土産屋さんには、
ひょうたん以外にも様々な商品がありました。
展示場は、1メートル四方に仕切られ、
ひょうたんの成長過程が、
イラストと模型によって説明されます。
いくつかのシーンを飛ばして、
大きく育ったひょうたんの場面へ。
ラストは、ひょうたんが神棚に飾られた場面でお終いとなります。
あまり晴れやかな気持ちになれないのは、なぜだろう...。
ひょうたんに関する資料もたくさんあります。
その多くが、日に焼けて色褪せていました。
私の大好きな手法
「とりあえず詰め込んどけ」が実践された展示物。
美術館や博物館ではなかなかお目にかかれません。
以上です。
ひょうたん会館には、総勢4名で出かけたのですが、
そのドープな世界と共鳴しあえた人間はいませんでした。
負けです。ひょうたん会館に完敗しました。
手作りの力作展示物と、
他にはない独自性を打ち出した、
素晴らしい会館なのに、
その魅力をしっかり感じ取ることができませんでした。
もっと人生経験を積んで、
ひょうたんの形から、裸夫人の胸とお尻を連想できるような、
そんなタフな大人になれたら、
また違った魅力を発見できるかもしれません。
●ひょうたん会館
岐阜県養老郡養老町養老公園口/2008年7月/サカイ