超絶巨大寺院!法門寺
B級スポット, 終末観光 | 2012.06.20
この日は釣魚台→釣魚台影視城→五丈原→周公廟の
ハードコースの最後にこのお寺を訪問しました。
1980年代に仏舎利(仏陀の骨)が発掘されたため、
凄いことになってしまった超絶寺院・法門寺のレポをご覧ください......
タクシーの運転手と別れ、
荷物を全部背負って移動することになりました。
入場料を払い、巨大ゲートをくぐると、
写真の3メートル以上ある観音像と
更なる巨大ゲートが待ち構えていました。
この時点で、体力の限界が......
どこかの私立大学のキャンパスみたいですが、
この辺では素食(仏教徒向けのベジタリアン・フード)の
屋台が閉店準備をしていました。
巨大なゲートをくぐると、
1km以上先に高さ148mの「合十舎利塔」がありますが、
空気が霞んでいて見えません。
とてもそこまで歩く気力がないので、
電動自動車に乗りました。(乗車賃、高し!)
ゲートから塔まで、
10体以上の大観音、大菩薩像がお出迎え。
台座には、各仏像の解説が中国語、英語、日本語の
三か国語で表記されていますが、
日本語の文章はところどころ誤字があります。
お金をかけているわりに、
中国らしい適当さに微笑ましくなります。
電動自動車で移動して、
ようやく目標の塔が霞みから姿を現しました。
「合十舎利塔」の全体がようやく判明してきました。
金閣寺みたいな建物を合掌しているような構造をしています。
合十舎利塔1Fの四天王像。
手前の参拝客と比較すると、
その巨大さがはっきりします。
お寺というよりも、
大学の構内に仏像を設置したような......
今までにない参拝スタイルと思いませんか?
この塔の上の方に仏舎利が展示されているようですが、
参拝した時間が遅く、
見ることはできませんでした。
塔の2Fと思われる場所に鎮座するご本尊のようです。
建物の構造上、
大きさを上手に比較する撮影ができなかったのですが、
立派に大仏クラスの威容を誇っています。
法門寺・オリジナル。
写真の塔の地下から、
仏舎利が発見されたそうです。
この日訪問した観光地のなかでは、
観光客が一番多い所でした。
この辺の地方料理でビェンビェン面と読むヌードル。
僕は食べたことはありませんが、
日本のどの麺よりも太いのが特徴です。
中国人も初めてみるような珍しい漢字の為、
観光客は記念にこの文字をバシバシ撮影しています。
巨大ゲートを出て、駐車場付近には
肉料理もある屋台が並んでいました。
写真のワンコ達は、観光客のおこぼれを期待して
集まっています。
この時点で、目的地の西安までの公共バスの最終便が
すでに行ってしまった後だったので、
ツアーバスに乗って
なんとか西安まで行くことができました。
宝鶏から、
釣魚台→釣魚台影視城→五丈原→周公廟→法門寺というコースを
タクシーで移動しましたが、
移動距離が長くて見学する時間がなくなる為、
法門寺は西安からのツアーに参加するか、
公共バスで訪問することをお勧めします。
●法門寺
中華人民共和国陝西省/2012年1月1日/ソフトリィX