三国志の舞台、五丈原にある「三国城」(前編)
B級スポット, 終末観光 | 2012.04.28
どうも、ソフトリィXです!
2回目のレポートは、「釣魚台影視城」から
車で2、30分くらいの場所にある「三国城」です。
江蘇省の無錫という街にある
同名の映画セットとはまったくの別モノでっす。
さっそく入口の看板を読んでみました。
入場料:10元(130円くらい)。
「三国城」は「三国志演義」の連綿と続く戦争や
英雄達の壮大な場面を忠実に再現し、
後半は「聊斎志異」(中国の怪談集)等の怖いシーンを展示。
見ないと損だよっ!(超訳)
入口に鎮座するのは、三国志後半の主人公で蜀の天才軍師・「諸葛亮」。
足元にはお賽銭。入って1分くらいしてから管理人が走ってきて、
電源を入れると諸葛亮の腕が動き出した。
物語の最初の方。混乱する漢の宮廷内のようです。
横山光輝先生の大作・三国志60巻の3巻目あたりの内容です。
貂蝉(ちょうせん)という女性と養父の王允(おういん)。
三国志7巻目あたりの内容。
前半の主役・劉備が義弟の関羽、張飛を連れて
諸葛亮をスカウトする「三顧の礼」の場面。
三国志21巻目。
華容道。以前の恩義から宿敵の曹操を逃がす関羽。
右手がカクカク動く。三国志26巻目。
呉の孫権の妹・孫尚香(映画レッド・クリフにも出ていた)のようだ。
三国志29巻目。
追い詰められた諸葛亮が「空城計」で危機を逃れる場面。
三国志52巻目。3、40巻あたりの内容を飛ばしている......。
城門の上で琴を弾く諸葛亮。
「空城計」とは、一か八かのハッタリで、
相手に見破られたら全滅しかねないリスキーな計略......。
門の向こうは、聊斎志異のシーン=お化け屋敷になっていました。
後半に続きます。
●三国城
中華人民共和国 陝西省/2012年1月1日/ソフトリィX