廃墟、珍スポット、レトロな街並みなどを案内するインディペンデントマガジン『八画文化会館』(八画出版部)のウェブサイトです

緊急!!福島エール特集2 福島県いわき市「町の独奏芸術喫茶 ブルボン」(後編)

B級スポット, 終末観光 | 2011.03.16

>>中編からの続きです

KASHIOさん(88歳)は、どんどん語る。

KASHIO 「弟子がいる」
 
 
 

KASHIO 「(美術の制作は)女性は飽きないが、男性は3日やると飽きるようだ」
 
 
 

―どこで習ったのかという質問に対して
KASHIO 「独学だ」
 
 
 

KASHIO 「教わってやるより、自分で考えてやる方がはるかに覚えるのが早い」
 
 
 

KASHIO 「公園にあるブロンズ像などを見てインスピレーションを受け、全部自分で考えて作っている」
 
 
 

KASHIO 「手なんか面倒くさいから適当に作っちゃう」
 
 
 

KASHIO 「100均で買った、おはじきやモールなど、何でも使う」
 
 
 

KASHIO 「頭の白い所はウキを使っている。刺さっている赤いのは、ドジョウをつかまえるやつだ」
 
 
 

KASHIO 「女性の顔の作品はモデルがいる。お店のお客さんやモデルさん」
 
 
 

KASHIO 「女性は描くもんじゃない。可愛く描いたつもりでも、これより可愛いと言われる」
 
 
 

KASHIO 「病院の待合室で待っているときに、受付の女性を描いたこともある。嫉妬された。病院の女なんか描くもんじゃない」
  
 
 

KASHIO 「お客さん(女の人)が(作品を)頂戴、頂戴と言う」
 
 
 

KASHIO 「作品を役所とかの公的な施設に寄付して、所長の任期が切れると所長が自分の家に持って帰っちゃう。返してくれない」
 
 
 

KASHIO 「200万(材料費?)ぐらいする大きいやつ、持ってっちゃう」
 
 
 

KASHIO 「詩を書くと必ず、作品が浮かんでくる。昔の人はみんなそうやって作っていた。円空もそうだ」
 
 
 

KASHIO 「円空は素晴らしい。円空は千葉の人だ」
 
 
 

KASHIO 「作曲はギターでする。プロ顔負けの腕だ。しかし喫茶店では弾かない」
   
 
 

KASHIO 「こういうのを作っているときりがない」
 
 
 

KASHIO 「今後手掛けたいテーマは山ほどある」
 
 
 

KASHIO 「テレビで3回流したら、お客さんがいっぱいきた。毎日100人も200人も来た。そのうち東京から来たお客さんは70%ぐらいだった。」
 
 
 

KASHIO 「TVを見て北大の学生が遊びに来た。うちの裏庭でテントを張ってキャンプをしていたので、富山(聞き違い?)の灯台に連れていったりした」
 
 
 

KASHIO 「彼らが帰ってから歌を作った。せっかく会ったのに別れるのがとても寂しかったから、1番から3番まで歌詞が全部サヨウナラになっちゃった。詩とか作曲はさびし~いもの。詩を書くと寂しくなっちゃう。」
 
 
 

KASHIOさんは芸術家らしい繊細な胸の内を
忌憚なく打ち明けてくれた。
随分長居してしまったが、
KASHIOさんのお話はとても面白く、
あっと言う間に時間が過ぎてしまった。
 
 
 

飲酒運転の人にぶつけられて、
耳が遠くなってしまったKASHIOさん。
「車には気をつけて下さい」と
わざわざお店の外まで見送りに来て下さった。
 
 
 

KASHIOさん、
どうもありがとうございました~!
 
 
 

追記

お土産にいただいた「花の人生」は
会社の入り口に飾ってあります。

ありがとうございました。
 
―完― 
 
●ブルボンコーヒーハウス
福島県いわき市/2010年12月/イシカワ