2011年2月9日、本日めでたく
RWM by roots magazineサイトがオープンしました!!
1999年に創刊された名古屋発の
ミュージック×ストリート×カルチャーマガジン、
「roots magazine(ルーツマガジン)」の編集部が、
11年の時を経て、今度はWEBでひと暴れしてくれます、
名古屋のストリートから発信される爆音に耳をすませ!!!!!
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http://www.rwm.co.jp/
というわけで、ちょっと古い記事で申し訳ないけど、
2008年7月初掲載のTURTLE ISLANDのライブ(2007)レポート(サカイの)
名古屋に向けて祝砲のかわりに打ち上げます。どうぞご覧ください。
"SELF NAVIGATION"かけてテンションあげつつ...(イシカワ)
TURTLE ISLANDはカッコイイ。
小躍りしたくなるような、お祭りの太鼓と横笛の音色に、
ラジカルで起爆力に富んだエナジーが重なり、爆竹のように爆ぜる。
(もう、それはとんでもないパワーで爆ぜる)
男女15人で編成された音楽人たちは、
あらゆるジャンルからはみ出し、「異質」であり続けている。
きっと、根底にパンクのアティテュードがあるからなんでしょう。
僕は2002年に彼らを一度だけ目撃している。
「愛知県漂流」時代に取材したハードコア/パンク/ヒップホップ
が渾然一体となったイベント「MONSTAR MOSH FINAL」のステージで。
当時、「愛知県漂流」スタッフ4人で、各自バラバラで取材していたのだが、
TURTLE ISLAND終演直後、待ち合わせた訳でもないのに、
全員見事にTURTLE ISLANDの物販に並んでいた。
そして購入したCDを手にしながら、興奮状態で語り合ったものである。
東海秘密倶楽部時代に、お隣の編集部(roots magazine)が、
TURTLE ISLANDを密着取材するということで、
あれから5年後の2007年、再び彼らを目撃することが出来た。
(おまけに社員旅行と称して、みんなで沖縄に行ってライブを目撃できた)
5年の月日が経っていても、
そのスピリットは変わっていないように見受けられた。
だから、5年前に受けた衝撃と同様に、またしてもガツ~ンと衝撃を受けた。
さらに、このアナーキーで、自由で、独立した、あやかしの蛮族たちは、
愛知県豊田市を流れる矢作川と川沿いの国道の間に、
「まだらや」という祭りの「場」を作り、
彼らの音楽とその理念をあけすけに解放していた。
夜になると、暗闇のなかに火が灯り、
知らない国の不穏な祭りのように、野蛮で騒がしい音が鳴り止まなかった。
そこは、音楽を通じて、蛮族たちの最良の魂が交流できる「場」であった。
彼らのインディペンデントな活動がまったくブレないのは、
彼らに理念(=思想)があるからなんだと思う。
ちょっと宣伝じみちゃうけど、
ドキュメンタリーフォト&DVD『TURTLE ISLAND By roots magazine』は、
彼らの「行動し、考える」部分が伝わってくる、素晴らしい作品となっている。
(まだらやの貴重な映像も、確認してちょ)
その「まだらや」も2007年、惜しまれつつ、陽炎のように消えた。
「まだらや」でTURTLE ISLANDを目撃したかったけど、まぁ仕方ない。
TURTLE ISLANDと「まだらや」のことを考えると、
八画文化会館も、もっと青臭く、理念の集団でありたいな、と思うのでした。
(サカイ)
●TURTLE ISLAND(タートルアイランド)
公式ホームページ http://www.turtleisland.jp/
※ブログ上の写真はすべて、
ドキュメンタリーフォト&DVD『TURTLE ISLAND By roots magazine』
より抜粋しました。
※roots magazine北川克彦編集長とは、
愛知県漂流第4号でインタビューさせていただいて依頼の仲。
ジュンク堂書店新宿店6Fふるさとの棚のコーナーで
バックナンバーの扱い何点かあります。詳しくはお店に電話してね。
ドキュメンタリーフォト&DVD『TURTLE ISLAND By roots magazine』の
新品商品がamazonでも買えるようになったよ!