Information

編集部日記vol.1(2010.10.28)

2011年の春ごろを目指して、
『八画文化会館vol.1 特集:終末観光』
という不定期刊行インディーズマガジンを立ち上げるべく、
目下鋭意作成中!!

というわけで、むかし『ニッポンの廃墟』を作っていたころに、
とても人気がなかったというコーナー
「ローカル出版としてメシが食えるか」が突然復活します。

少数精鋭のわりに非常にとろくさい、わが編集部は
本を作っているときには、忙しい
という非常に当たり前のことを、
なかなかクリアできないまま、このように
突然、編集部日記的な企画が立ち上がります。
週に1、2回はこういう、編集してる人のあれこれ
(しかもまとまりなく不完全)
というだらしない記事が入ると思うけど、許しておくれ。

「ローカル出版としてメシが食えるか」は、
とんがりすぎて、取引先にお叱り受けたりしたようなので、
「ローカル出版としてメシは食えない」
にして、もっと過激にしようかと思ったけど、
今回は穏便にいこうと思うよ。
タイトルなんて社内報にしようかっていきおいだよ。

日記だから仕方ないけど、いきなり自分の話するよ。
とりあえず初回なので、自己紹介です。
2010年の6月、ちょうどこのブログが立ち上がったときに
八画出版部に移籍してきたよ。

そのまえは、ジュンク堂新宿店のふるさとの棚
っていうコーナー担当の書店員でした。
ローカル出版社の本とか、インディーズの商品を扱っていて、
牧歌的な名前からは想像しづらいと思うけど、
タコシェさんとか、模索舎さんから
グレードを5段階ぐらい落として、
ローカル色を足して、間違った方向に
舵を取ったような棚だったよ。

ふるさとの棚は2008年のはじめにできて、
一発目のフェアで「ニッポンの近代化遺産」
っていうのをやったんです。
これは『ニッポンの廃墟』をぱくったわけじゃなくて、
偶然。
フェア台が広すぎて、近代化遺産だけじゃ埋まんなかったから、
廃墟もやろうと思って選書してるときに、
初めて八画出版部(当時はインディヴィジョンで、
サイトは東海秘密倶楽部だったけど)に出会ったよ。

ふるさとって田んぼとか、自然が豊かとか、名産品とか
なんかそういう感じじゃない、言葉のイメージとして。
でも、そういうステレオタイプな地方像とは
違うことをやりたいなと思って。
あと地方の現状「過疎」=問題視っていう
お決まりの社会派な切り口じゃなくて、
過疎→廃墟→楽しんでる人たちがいる
っていう、そういう路線でやるために、
東海秘密倶楽部(当時)の酒井氏に声をかけて
直販商品(ワンコインとか廃墟CDとかね)を
置かせてもらったんだよね。

その後、ごっそり出てきた『愛知県漂流』を
販売させてもらったりね。
(※いまでも5号、7号は売ってるから、
欲しい人は電話でジュンク堂新宿店に在庫確認してください。
ふるさとの棚に置いてあるって言わないと、
ないですって言われると思うので気をつけてね。
03-5363-1300)

ローカルであることと、インディーズであること
っていうのを旗印にやってたので、
今思うと、本屋と編集部で、やってることは違うけど
進んでく方向はずっと同じなんだわなぁと思います。

で、「東京で本つくるから一緒にやんない?」
ってことで、いま、こうして
雑誌みたいなものを作っています。

もう3ケ月ぐらい二転三転しながら
台割書いたり、ラフ書いたりしてます。
現段階でのイメージは、
特集の「終末観光」のページは、
廃墟や、廃墟じゃないけど廃なものの持つ
寂れた魅力をビジュアルメインで紹介しつつ、
定番のページは『愛知県漂流』みたいな
バカバカしさ全快でいこうと思ってるよ。

というわけで、今日も1日がんばります!!!

一覧に戻る
八画文化会館 vol.4 全力特集:日本のワンダーランド伊豆

八画文化会館 vol.4
全力特集:日本のワンダーランド伊豆

【価格】¥1,500(税抜)
【発行】2014/08
【判型】A4変型判
【ISBN】
978-4-9903712-7-2 c0026
不定期刊行マガジン第4弾は伊豆特集!伊豆半島は、日本一のカオス地帯。廃墟、B級スポット、レトロスポット、終末観光、すべて楽しめるのは伊豆を置いてほかにない!丸ごと1冊オール伊豆 ガイドブック誕生!
(hakkaku.storeよりお買い上げいただくと、通販限定特典の伊豆番外編ミニコミつきでお届けいたします!ドシドシご注文ください!)
Shopping
八画文化会館 vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。

八画文化会館 vol.3
総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。

【価格】¥1,500(税抜)
【発行】2013/08
【判型】A4変型判
【頁数】113ページ
【ISBN】
978-4-9903712-6-5
『ニッポンの廃墟』(2007年刊)がおかげさまで売り切れちゃったので2013年のいま楽しめる廃墟について、一生懸命考えて作りました。
文字が多いので読むと疲れるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします!
(コチラの通販で買って下さった方には、もれなく廃墟ミニアートブックふうのおまけ差し上げます)
Shopping
八画文化会館 創刊号(vol.2)特集:HOTEL NEW ROMANTIC

八画文化会館(vol.2)
特集:HOTEL NEW ROMANTIC

【価格】¥1,500(税抜)
【発行】2012/08
【判型】A4変型判
【頁数】112ページ
【ISBN】
978-4-9903712-5-8
ホテルをただの寝床だと思ってる君に知ってほしい「ニューロマンティック」なホテルの魅力、ローカルパン、オブジェの多い料理店etc.テンコもりでお届けします! 公式Shoppingサイトから買って頂くと「本編未収録対談」掲載のミニコミも進呈!
Shopping
八画文化会館 創刊号(vol.1)特集:終末観光

八画文化会館 創刊号
(vol.1)特集:終末観光

【価格】¥1,500(税抜)
【発行】2011/08/29
【判型】A4変型判
【頁数】112ページ
【ISBN】
978-4-9903712-4-1
廃墟、珍スポット、超絶レトロスポットなど、日本の各地には、まだあなたの知らない摩訶不思議な世界が残されているのです…。不定期刊行マガジン創刊号!公式Shoppingサイトから買って頂くとヘンなおまけがつきます!(なくなったら終わりだよ)
Shopping
I LOVE 秘宝館

石和秘宝館ロマンの館

【価格】¥3,990(税込)
【発行】2009/06
【分数】約90分
【詳細】DVD片面一層/16:9LB
【品番】HLGD-002
マニアの間では存在が囁かれていたが、誰も見たものはいなかった石和秘宝館。ついに我々はその秘密を暴くことに成功した。山梨の寂れた温泉郷に取り 残された一輪の妖花、昭和のロマンを集めた館の、一夜限りの復活劇。乞うご期待!
特設ページ Shopping
I LOVE 秘宝館

韓国済州島秘宝館×三館

【価格】¥3,990円(税込)
【発行】2009/06
【分数】約90分
【詳細】DVD片面一層/16:9LB
【品番】HLGD-001
済州島に現存する韓国版の3つの秘宝館を収録した貴重な記録映像。乱立する巨大エロオブジェの数々や、世界のエロティックアート作品が一堂に会した 展示など、セックスをエンターテインメントしきった素晴らしい異文化エロス交流!!
Shopping
I LOVE 秘宝館

I LOVE 秘宝館

【価格】¥2,520(税込)
【発行】2009/06/20
【判型】A5判並製
【頁数】208ページ
【ISBN】
978-4-9903712-3-4
発売早々soldoutの人気作『消えゆくニッポンの秘宝館』では伝えきれなかった5大秘宝館の魅力を余すことなく徹底紹介!!さらに脱力お色気ス ポットから過激なR指定物件まで、列島のエロスカルチャーを網羅した、2000年代エロスの金字塔作品。
Shopping
I LOVE 秘宝館

廃墟という名の産業遺産

【価格】¥2,520(税込)
【発行】2008/07/25
【判型】A5判並製
【頁数】208ページ
【ISBN】
978-4-9903712-2-7
観光資源として保存される産業遺産の陰で、語られることなく失われる負の産業廃墟。軍艦島の観光地化で再び脚光を浴びた、産業遺産系廃墟の本質的な 荒廃美に迫るフォト&ガイドブックがついに誕生。詳細マップ付、総天然色40物件掲載!!
Shopping
I LOVE 秘宝館

ニッポンの廃墟

【価格】¥2,625(税込)
【発行】2007/08/01
【判型】A5判並製
【頁数】256ページ
【ISBN】
978-4-9903712-0-3
2007年夏、廃墟界に衝撃が走った!日本全国200箇所の廃墟を掟破りのマップ&詳細レビューで徹底紹介した、第一次廃墟ブームを総括する記念碑 的ガイドブックが満を持して大登場!これを読まずしてニッポンの廃墟を語るなかれ!!
Shopping
?